観光客の目で宇都宮を視る(2日目1・4/8)

―前:1日目3―

食べすぎで胃が痛いというのもどうかと思う。

胃薬を飲んでもさして状態は快方に向かわない。自分の意思だけでここまで食べたのは初めてかもしれない。人が絡んでいるともっと食べることもあるが、その時より状態が悪いのは飲み会でビールピッチャーで空けても平気なのと1人で飲むと350ml缶1本でフラフラになれるということと同じことなのだろう。

朝食?

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関東・栃木レモン(栃木県限定)。「レモン牛乳」として有名なアレ。もともと関東乳業というところが細々と作っていたものの会社が潰れ、栃木乳業が何故か引継ぎ作り出したという代物。栃木・宇都宮関係のものを説明すると「何かが一旦潰れた」という表現が多くなっているような気がします。

でも現在は法律の問題で「牛乳」を名乗ることはできないらしい。だから「関東・栃木レモン」という中途半端な名前。ファンタのごとく無果汁なので「固まるのか?」という心配は皆無。味はただ甘い。それだけ。

ちなみに、針谷乳業というメーカーも似たような飲み物を出しているらしい。こんな飲み物が2社でしのぎを削っているとは何かおかしい栃木県。

これを購入したコンビニ(東武駅前バス停前のセブン=イレブン)はコンビニでOTC薬を置くかどうかという議論が為されるはるか前から普通に薬を扱っていたという点において興味深いです。いやただ経営者が薬局をやっていただけとかそういうところだと思うのですが。でも珍しいですよね?

さて、昼食は宇都宮を出ます。宇都宮線で15分程度北上。

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氏家駅に来ました。現在、私は出身地を聞かれた時には「宇都宮です」と答えるようにしているのですが、正確にはここ出身なんですよね(ただいちいち説明するのが面倒なのと、別に中学から宇都宮だから大きく外しているわけじゃないよね? ということで)。旧氏家町。いわゆる、平成の大合併の影響で「さくら市」となりました。この名前に関しては他の町がこの名前にすることを想定の上合併話を進めるもゴタゴタがあって合併が遅れたのに乗じてパクッたという話があります。第一さくらで有名なところなんて無いし。きっと住民の頭の中に咲いているのでしょう。

ちなみに、日曜の昼間だというのに駅前の商店街に人っ子一人いません。全部潰して産廃処理場にでもした方が良いんじゃないだろうか。

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信じられないほど頭が悪そうなネーミングの店。「バカ安」と呼ばれていた。大手にさきがけてファミコンの中古買取・販売をやっていた。しかも、「売り手が値段を決める」という現在のネットオークションブームを予見したかのような先進的な仕組みを当時(20年近く前)から導入。しかし所詮値段を決めるのは九九が言えない小学生なので(この町の小学生は文字も読めないのが普通です)、ファミコンソフト3本100円とか非常にアグレッシブなラインナップとなる。そして店側も動作確認なんてものはしないのでぶっ壊れていることも多い。

その後大手中古取扱い店が出てくると、この無茶苦茶な価格設定を生かして「バカ安で買ってそっちに転売すると儲かる」という話が出てくる。今の「せどり」の先駆けか。

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この町で一番大きな病院。ヤブ医者だらけという噂が昔から絶えず、病院の名前をもじって「コロス病院」と呼ばれていた。実際のところはどうなのか知らん。最近、医者の出身大学を公表するという試みをしたらしく、行って確認したところ担当医が「琉球大学卒」だったという話を聞いたような。

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「正嗣 氏家店」。ここの餃子は昔から食べてた。こんなマーク(赤で書かれた、ひらがなの「ま」をもじったもの)があるなんてはじめて知りました。

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お菓子の直売所。まあまあ安いし、詰め合わせのようなものもバリエーションが結構あるので、簡単なわいろ向けに良いと思う。アイス食った。

これら雑多なものはさておき、本日わざわざこんなところに来た本来の目的は、ここです。

7. 登竜

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旧氏家町で最も有名なラーメン店。小学校時代から「登竜のラーメンは美味い」という話を聞いていて、更に他の町に住んでいる友人からも「氏家なの? じゃあ登竜知ってる? あそこおいしいよね」と言われるようなそんな店。わざわざこんなフリをして出してくることからミエミエだと思いますが、私氏家に18年住んでいましたが今日来たのがはじめてです。もともとウチの人間は外食が嫌いで、家族でどこかに食べに行くなんて機会は1年に1度あるかないかであり、加えて地元で完全な嫌われ者だったウチは地元の店を使うなんてありえない、といった考えで、まあこの2つが重なればいかに有名店でも来ることはなかったわな。

そういう経緯があって、電車通学になった後も氏家駅ではなく、その隣の駅を使わされるという徹底ぶりなので、この辺りの地理には対して詳しくありません。でもたどりつけるくらいなので、場所は分かりやすいと思う。駅から20分近く歩かされるけどね。今回ネットで改めて調べたところ、栃木県全体でかなりの評判を勝ち取った店らしい。県下に支店もある。更に驚いたのは、横浜にも支店を出していたこと(が、潰れたらしい)。

11時半頃入店。この時点で9割方席は埋まっていた(座敷も含めれば50人くらい入れる感じ)。その後もひっきりなしに客は来ていた。確かに凄い。メニューの量が半端でなく、ラーメンだけでも相当な種類の上に定食も充実。

ネットで見る限り店一押しっぽそうだったみそラーメンと餃子を注文。

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↑みそラーメン。鉄鍋に入ってくるのがこの店のスタイルらしい。田舎味噌系の匂いが結構強い。写真では分かりにくいが、盛られたねぎの下には炒めた野菜がごっそり入っている。そして麺は自家製の太麺(喜多方ラーメンっぽい感じ?)。麺が美味い。かなりボリュームがあると思うのだが、ガンガンいけた。これは確かに評判を呼ぶだろうなあ。ちなみに、これだけでは器を鉄鍋にする意義があまり感じられなかったが、実は「雑炊セット」というメニューがある。これを頼むとミニコンロとご飯が来て、ラーメンの残りスープで自分で雑炊を作ることができるのだそう。中々凝ってるなぁ……。

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餃子。これも自家製。可も無く不可も無く、という感じだった。普通に食事するなら是非ライスが欲しいところだ。

厨房は4人くらいでテキパキやる、という感じ。一方フロアはおばちゃんの態度が若干適当だったのが残念。これだけのものを食べさせてくれるなら我慢できるレベルか。今度は定食を食べてみたい。

―次:2日目2―
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by fyama_tani | 2007-04-15 16:53 | 雑記