2008年 09月 28日 ( 2 )

かつ吉 水道橋店@水道橋 (かつ料理全般)

No.59

公式

ぐるなび

食べログ

08/09/28 訪問

場所:JR中央線・都営地下鉄三田線水道橋駅からラクーアの方面へ歩いて3分くらい。地下鉄のA1・A6出口からだとすぐ。近くには系列店(といっても両者のコンセプトはほとんど同じだと感じた)の「菩提樹」もあり。

客層:家族連れ、老夫婦系が多いと感じた。

店内:店内に所狭しと並べられた陶器の数々、そしてテーブルは全て天然木造り。椅子も背もたれが大きくてかなり偉そうな雰囲気。いかにもな高級店の雰囲気。基本はテーブル席だが、少人数用に大きい丸テーブルがある。

予算:2000円前後。

この店のすぐ近くの「菩提樹」という店は一度夜に飲み会で使ったことがあって、店内にディスプレイされた骨董品の類とか天然の木の切り出しそのままなテーブルとかにひたすら圧倒されていた。その後調べて、ランチも凄いらしいと知り、すぐ近くにある系列店のこれがあることを知って、これだけ近接してるならコンセプトがちょっと違うのだろう。渋谷とかにも店があるらしいし、きっと少しライトな感じになっているに違いない、と勝手に思って、行ってみた。

薄暗い階段を降りて店内へ。はいまるで「菩提樹」と一緒でした。通された大テーブルは周りをおちょことボトルキープされた酒類で囲まれるという空間。かなり圧倒される。ランチメニューは日替わりで決まるらしい。高さ50cmはあろうかという屏風のようなものがメニューとして客の目の前に置かれるのも一緒。

今回注文したのは「かつ盛り合わせ定食」とかそんな名前だったのだと思うが、これだけで来るものの量が半端無い。

まず注文直後に、漬物3品の盛り合わせが来る。ちなみに1品あたりの量は下手な店の小鉢の倍以上。菩提樹(の夜の部)はこれがお通しかと思いきや食べ放題だったという代物で、「コレとビールだけでエンドレスでいけるんじゃね?」という話をしていた。

そこにサラダが来る。これもボウル単位で来る。卓上にあるドレッシングをかけて。頼めば他の種類のドレッシングも持ってきてくれるらしい。

これだけで何か十分じゃね? という気がしないでもないが、もちろんココにメインのかつと、青しそを混ぜ合わせたご飯、味噌汁がついて、ようやく終了。ちなみに味噌汁も普通の店の2杯分はあるね。ご飯の盛りだけが唯一普通か。おかわり自由だが。

盛り合わせはひれかつ+えびかつだったのだが、ミディアムレアに揚げられたひれかつの肉の柔らかさが感動的だった。えびかつもうまかったが、タルタルソースの出来が微妙だったのがちょい勿体無い。さすがかつの専門店。肉自体の香りが楽しめるとんかつなんて初めて食べたかも(菩提樹のそれはかなり飲んでいたので覚えていないという話)。

値段もそれなりだが、このボリュームを考えれば妥当、むしろ安いという話もある。でも全部食べられなければ意味ないので、ランチに限ってはがっつり食べたい時に気合を入れて行く店かなあ、と思った。下手な食べ放題より食べられる店だと思う。
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by fyama_tani | 2008-09-28 18:48 | 都内食事

土手の伊勢屋@三ノ輪 (天丼)

No.58

食べログ

08/09/22 訪問

場所:便宜的に三ノ輪としたが、実際は日比谷線三ノ輪駅からだと10分以上歩く。要するに陸の孤島。浅草・南千住から出てるバスに乗れば「吉原大門」バス停すぐ。特徴ある外観と、行列で分かると思う。

客層:休日だと観光客風の人が多い。全体的に年齢層が高めだが、若い人もそれなりに。平日は近所のご隠居っぽい人がふらっと入ってくるような感じ。

店内:明治期の創業からそのままの建物(戦争で焼けていない!)。風格アリ。中も基本的な部分には手をつけていないらしく、かなり雰囲気がある。テーブル席が数席と座敷席。1~2人で行くなら相席覚悟。

予算:2000~3000円。

都内有数の天ぷらの店ですが、めちゃくちゃ不便な場所にあります。まあかつての吉原のど真ん中ですからね。公共交通機関が手を伸ばさなかったのも何となくわかる気がします。

そんな不便な場所にも関わらず、どこから湧いてくるんだという勢いで人がいる。開店前に行くのは必須。どうも公式の開店時間より早く開けているらしく、開店時間の11:30に行っても30分くらい待たされると思います。自分は平日開店20分前に行って、5分待ちで入れました(つまり開店前に入店してる)ちなみにコレ平日の話。休日は開店30分前で既に行列が店一周してるから。

じゃあ不便な思いしてここまで来て、更に待たされて食べる価値があるのかよ、って話なのだが、これがガチであるから困る。ベースは3つのグレードから選べる天丼。味噌汁は別料金。本格派の天ぷら店にしては安い方だと思う。

天丼は揚げた天ぷらをタレにくぐらす以上、サクサク感が失われるのは構造上の問題で仕方がないと思っていたんですよ。それを覆された。ここのは江戸前の濃い目のタレがたっぷりかかっているのに最後までサクサク感が消えない。これは凄いことだと思う。

そして丼からはみ出すアナゴ天の存在感が素晴らしい。これは中以上のグレードで楽しめる。ちなみに最上級は崩れるのを防ぐために蓋で無理矢理押さえつけた形で出される。見た目はカオスだが、絶対美味しいと思う。今回食べた真ん中グレードで唯一不満だったのが野菜系が足りない点(アナゴ、エビ、イカのかき揚げ、ししとう)。最上級は野菜系も充実してるとのことなので、やはりケチらなければ良かったかなあ……。

いろんなところで、「胡麻油100%で揚げる(江戸前天ぷらとしては正統)からしつこさが残る」と言われているけれど、個人的には油っぽさは全く気にならなかった。普段安油で揚げたものしか食べていないからか。ここは有名店を食べ歩いた猛者もたくさん来るところですからねぇ……。

最初に出された漬物の量が向かいのオッサンに比べて明らかに少なくて「やはり一見の引きこもりの客はこういう所に来てはいけないのかなあ」と思っていたら突然変えてくれたりと、一応どんな客も平等に扱うみたいです。偉そうさみたいなのは少なくとも接客面には見られない。歴史ある建物も一見の価値あり。外国人含めて都外から来た人を招待するには絶好の店だと思う。もちろん、都内に住んでいる人も。
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by fyama_tani | 2008-09-28 18:24 | 都内食事