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蒙古タンメン 中本 池袋店@池袋 (ラーメン)

No.49

食べログ

ラーメンデータベース

08/05/24 訪問

場所:各線池袋駅西口方面(出口としてはC1a出口が至近?)、東京芸術劇場向かいのマックあたりの路地を1本入ってすぐ。ビルの外階段を上って2Fが店舗。

客層:1人客が多い。カップルもそれなり。休みだからか家族連れも結構いた。

店内:厨房を囲むようにカウンターがあるのみ。TVなどの紹介記事が店の外から内部に至るまでそこらじゅうに貼られている。

予算:1000円以下

凄く辛いことで一部に有名な、「蒙古タンメン」が売りの店ですね。

とにかく「ギャグか?」というくらいに辛い。これはスープがかなり熱い状態で出されることと、スライスニンニクが具に大量に入っているというのも関係あるだろうな。人に会う予定がある時にはまず避けたいタイプ。

で、看板メニューの「蒙古タンメン」はただでさえ辛いスープに更に激辛の麻婆豆腐が乗るという仕様。ライス必須かも。でもオススメの「定食」を注文すると半ライスと麻婆豆腐が来るという罠。

ここまで辛いと味が判別できなくなってしまうような気がした。あと、辛さの方向性が唐辛子一辺倒というのが何とも。麻婆豆腐の旨さって山椒の辛さにあると思うので、それが完全に否定されて唐辛子だけで辛さが作られているのは微妙。

でもここ人気あるんですよね……。どうも食事をするところというよりは観光地っぽい感じになっているような。辛いものが全く駄目な人向けに辛味分が全くない(弱めではなくなし、という点が重要)ものもメニューにあるあたり、人集めに対する抜け目なさは感じます。
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by fyama_tani | 2008-05-25 22:28 | 都内食事

2008年4月くらいに読んだ本

ギリギリ。でも月一ペースくらいではまとめていきたい。

山田風太郎『明治断頭台』
No.130
ちくま文庫:1979
☆☆☆

数年前くらいまでこの人って伝奇とかそういう人だと思っていたのですが、高レベルのミステリも多数書いていたらしい。その中でも最高クラスとされている作品を読んでみた。

明治時代を舞台にした連作短編集。フィクションの世界に史実をうまく織り込んでいく様が凄い。物理トリックを中心としたトリックもまあまあ。でもこちらに考える時間を与えずに一足飛びに解決編にいってしまう構成は微妙かも。

最後に全ての短編が収束するいわゆる連作ものだけど、こういう「犯人」の表出って後発で有名なものがあったような気がするが未だ思い出せない……。あまり好きな形ではないのだけど。

北山猛邦『『クロック城』殺人事件』
No.131
講談社文庫:2002
☆☆☆

メフィスト賞受賞作を久々に読んでみることにする。物理トリックで有名な人だそうな。タイトル的にはお館さま的な雰囲気が感じられる。

終末が決定付けられた世界? 幽霊退治専門の探偵? 「真夜中の鍵」というものが世界の終りを握っているかもしれない? なんだコレ。

良く分からん感じの世界を構築した挙句、ミステリとしては普通の落としどころを用意したというのは狙いなのかなんなのか。もっと大がかりなものを想像していた身としては拍子抜け。だって何が原因で世界が混乱しているかが結構詳しく書かれているから、それ絡みかな……、と。

むしろ「首を切り落とした理由」が凄いかも。そこに至るまでの論理は若干破綻しているような気がするけど、答えはオリジナリティあふれる感じ。これはそう簡単に思いつけない。いろいろ見る感じではあとの作品の方が仕掛けは凄いらしいので、もう一作チェックしてみようか。

鮎川哲也『黒いトランク』
No.132
光文社文庫:1956
☆☆☆

本格ミステリを代表する作品として有名ですね。犯人が持つ鉄壁のアリバイを主人公の鬼貫警部がどう崩すか? が主題。

はい頭の悪い私には無理でした。あと鉄道に手荷物預けがあった時代の話なので、その感覚がない自分としては全然想像できない。これはメモを用意して鬼貫と一緒に整理していくことで始めて楽しめる作品だと思う。もちろん鉄道時刻表をチェックすることも必須。でもその時刻表、この版は変なところに入っていて、非常に分かりにくい。最初にまとめて載せて欲しかった……。

あと、鬼貫って最初からこの事件の担当という設定ではないのね。知り合いが巻き込まれたっぽいから俺が捜査する、って凄く無理矢理な設定ではないだろうか……。むしろ逆で外されるような。そんなリアリティ完全無視が許された時代なんだなあ、と。

藤岡真『ゲッベルスの贈り物』
No.133
創元推理文庫:1993
☆☆☆

人前に姿を現すのはビデオ出演のみ、という謎のアイドル「ドミノ」をある事情から探さなくてはいけなくなった主人公、それと冒頭のドイツ軍Uボートに乗った日本人大佐とはどういうつながりがあるんだと。

とにかく人を驚かせるためのギミックをいろいろ仕込んでみました、という作品。一つの作品としてのつながりは二の次みたいな。この開き直った感じは嫌いではない。うーん、でもちょっともったいないかな。「ドミノ」が作られた経緯からぶれずにしっかり描ききった方が面白い作品ができたような気がする。

パトリシア・コーンウェル『証拠死体』
No.134
講談社文庫:1991
☆☆☆☆

「検屍官」シリーズの二作目。売れっ子女流作家が自宅で惨殺された事件を主人公の女性検屍局長ケイが調べるみたいな話です。

久々に多方面からの切り口が重厚な作品を読んだ、という感触。科学捜査についての描写にも定評がある作品だけど、ある登場人物が「何でどうやって自殺したか?」という謎とそのトリックは感心した。同じく科学捜査が出てくるリンカーン・ライムのシリーズほどの派手さはないけれど、確かな構成力で読ませる作品。幸い100円で手に入りやすいシリーズなので、ちょっと追ってみようと思う。

伊坂幸太郎『チルドレン』
No.135
講談社文庫:2004
☆☆☆

行動や考えにちょっと変わったところがある男、陣内とその周りの人たちを中心とした短編集。陣内の学生時代の話とその後家裁の少年調査官になってからの話が混ざって出てきます。少年調査官を主人公に据えた話って珍しいかも。

同じ作者の短編集なら、『死神の精度』の方が好みかな。本作も結構凝った構成なんだけど、ちょっとパンチに欠けるような気がする。

「チルドレンII」のラストに初期の伊坂作品的な雰囲気が感じられて個人的なお気に入り。
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by fyama_tani | 2008-05-11 14:33 | 本:国内ミステリ