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光見るなら液晶より有機ELでしょう。

Hou et al. 「π-Conjugated Aromatic Enynes as a Single-Emitting Component for White Electroluminescence」
J. Am. Chem. Soc. 2006, 128, 5592-5593.

前から気になっていたし、今日見たらページが付いていたので、一応メモ。

自前の錯体で怪しい二量体を作って光ったり光らなかったりとか。多分有機EL絡み。合成そのものも目新しいし、更に機能評価までやってる所が凄い。

実用化っていう面だとやっぱりまだ液晶が幅利かせてるけど、将来的には断然有機ELでしょうね。液晶でまだやれる事というと、超分子絡みか。

あと、Carbazoleってこういうものにも使えるのね。どちらかというと生理活性物質云々的な骨格だと思っていたので、これは意外な発見。
by fyama_tani | 2006-05-01 23:37 | 化学:論文絡み